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4月 吉日 上本町に。
キャロットで玄米ご飯。
ボアダムス、アイちゃんを見る。
カッコエエ。

なかたに亭へも寄る。
結局いつもと同じチョコのを頼む。
ここでもか……。

豆ご飯、炊いたり。むしゃーっ。


 


シノッチャ旅日記 おしまい

4月27日 大阪に戻ってきたら寒かった。
つつじの季節になってた。
風邪引いた。


4月26日 LOW YAT PLAZAの北京でお昼ご飯。飲茶。
世界中どこへ行っても同じ物……本日も。
お茶担当の美しい女性がいて
常においしいお茶をテーブルにキープ、
飲めばすかさず注いでくれる。
お茶も料理もおいしい。
次回から、毎回、ここで食事することに決定。

マレー屋台へ。これで今回、三大屋台、制覇。
サテ、クレープ、サトウキビ・ジュース、買い食い。
チキン・ライスを帰りのフライトのお弁当として購入。
旅の思い出は散歩に買い食いと決まっています!

深夜のフライトで関空へ。


4月25日 内村氏のオフィス拝見。
シパダン島のニュースを聞く。
新聞1面トップ。
まだマブールにいる姐さんたちのことを考える。

カルコサ・スリ・ネガラでハイ・ティーなと。
マサヨン帰国。

夕方からエスノの柴田さん(石鹸番長の子分だ!)と
インド人街へ。
屋台で、あっまいチャイを。
夕食はカレーとナンとタンドリ・チキン。
世界中どこへ行っても、飲茶かカレーだな、わたし。
さらに石鹸番長、子分さんとも夜お茶してるし。


4月吉日 KLでは今、オープン・カフェが大流行中だ!
ゴールデン・トライアングルといわれる辺りや
ブキッ・ビンタンなど通り全体、オープンカフェ続き。
暑いやん!排気ガス、ほこりヒドイやん!

弱虫なわたしはもっぱら屋内のエアコン席。
ああ、弱虫で結構。
夜、少し涼しくなってくると地元のカッコイイひとたちで
俄然賑わう。
欧米人、多いからかなー?
や、わたくしも毎晩、お茶してるけども。


4月24日 兼ねてからの懸案、MASACO石けんの代理人、
KLの石鹸番長ことエスノの内村氏と対決。
左手、骨折してるし。恐るるに足らず。
会談は和やかな雰囲気のうちに行われた。
ちょっとした企画、立ててみた。

エスノのサイトはこちら。
http://www.ethnobali.com

KL在住の女性、トガリさんに夜、街を案内してもらう。
チャイナタウン、屋台、ドライブ。


4月 吉日 シパダン・ウォーター・ヴィレッジ、チェックアウト。

コタキナバル空港に降りる直前、
機内から完璧な日没を見る。
水平線に沈んでいく夕日。そしてスコール。
着陸した時には、完璧な虹を見る。
椰子の樹のスカイラインにかかる180度半円の虹。

夜遅く、KL(クアラルンプール)に。
ホテルではマサヨンがプリン・シェイクで迎えてくれた。
…………何故、いる!?とか、
もう、あまり気にしないようにしている。

ふたりでブキッ・ビンタン通りの屋台街に出て
ワンタンメンと点心だけで中国茶を飲んで2時間。
よしな事トーク。深夜2時過ぎても屋台は続く……。
世界中どこでも飲茶。


4月 吉日 ゲストの日本人カップルが
現地のバジャウ式衣装で結婚式を。
彼らは記念写真だけ撮りたかったらしいが
“地味婚”という概念は、この国にはない。
現地スタッフやその家族、村の楽団、
たまたま停泊中の海上警察の警官たち、
たくさん集まって、お祭り騒ぎに。
お菓子、点心、飲み物など振舞われた。

花嫁、支度を整えてお部屋から出てきたとき、
大勢の観客に驚いたんだって。
「なぜ!?だれ!?いつの間に!?」
そりゃあね。
わたしまで、いるしね。カメラ持って。

思い出は、こうありたい。ははは。


4月 吉日 “ハンニバル”を読みきってしまう。
次の本、読む気がしない。
で、つい、マユミたんの部屋で
FOCUS、FRIDAY、女性セブンを隅々まで読む。


4月 吉日 日課の散歩のなかでも最長なのが
島の中にあるもうひとつのリゾート、
SMARTへお茶しにいくコース。
中国茶があるのだ!
ヨーロピアンが多いので全粒粉パンもある。

Merilin留守だったけど、Anan、Risa、元気。


4月 吉日 夕食時、レストラン(ここも水上)の裏手に
ウミガメが現れたよ。
大きくて優雅。
ゆっくりゆっくり、泳いでいる。
毎晩、3頭くらいで遊びに来るらしい。
妖精みたいなものね。

よく眠れる。
大潮なので波の音が大きく長い感じ。
満月で夜じゅう、うっすら明るい。


4月 吉日 深夜、タワーから月見なと。
海面も月影に光って美しいよ。
リゾート中の誰も見てないけど。惜しい。
美しい自然を無駄に傍において過ごす、また良し。

と、スタッフが懐中電灯を持って
コテージの周り、海面を警戒している。
明かりの中、ウミヘビが見えた。
水をかけて追っ払っていた。
キャー。
大潮の前後は海面がコテージにヒタヒタになるので。
彼らがニョロリと侵入することも。


4月 吉日 ママSitiの娘、Napsia、街での目の治療が無事終わり
美人になって島に戻っていた。
彼女と抱き合ってギャーギャー叫んで再会を喜んだ。
そんな私たちを見て、ママ泣く。
Happyだと言って泣きながら笑う。


4月 吉日 シパダン島は本来、自然保護区域。
最近、上陸は完全に禁止に。
今回スノーケリングはあきらめる。
前にサウスポイントで
海面から広大な珊瑚礁を見下ろして波酔いした。
高所恐怖症になりそうな光景だった。
今でも夢に見る。
夢に見る海は必ずシパダン。
あの島のドロップ・オフ。


 4月 吉日 少し雨の降る中、サバ州、マブール島到着。
ホテルは
シパダン・ウォーター・ヴィレッジ。
前日のうちに友人4人が先に到着していて、
再会を祝う。
連日、ワインをパカパカ空けることになるのよ。
姐さんたち、押忍!
水上コテージ、押忍!

交渉してサンセット・ビューな部屋に変えてもらう。
一日中、お部屋で過ごすのだから真剣だ!
オフ・シーズンだから、なんとかなった。

島の妹メリーは休暇中。

とにかく寝てすごす。
初日だからな!


4月 吉日 時間をお金で買ってマレーシアへ。
原稿を4本出して徹夜で出発。
ジュンヒーとピンガ、見送りに。
搭乗前にツヂに生きザマ電話を入れるも返り討ち。

24時間一本勝負、マブール島へスタート


4月15日 ヴァンサンカンの取材を受ける。
テーマ『女流漫画家のエレガント・ライフ』。
うーわー。

……わたしがどのくらいエレガントに暮らしているかは
ここの読者ならご存知でしょう。
ギャップをお楽しみください。

ヘアメイクさん付き、プロカメラマンの撮影。
そんな取材もある。
美人風にしてもらったけど普段そういうメイクはしない。
その雑誌らしさ、ということ。

6月の頭売り、7月号ですね。

そうだ、SVAHA、塩ラッシー、あった。メモ。


4月13日 打ち合わせでポンテ・ヴェッキオへ。
赤いミモザのあと、シャンパンをご馳走になる。
ちょっとした心遣いを受け、
サービスの担当の人を尊敬した。


4月12日 麻の買出しに。

SHIPSの、以前書いた彼、シノハラ君。
今回も天晴れな接客の彼だった。
「なんでも、おっしゃってください。」
「南の島へ行くので麻が欲しいです。」
「じゃあ、このへんをオススメします!」
一通り、見せてもらって
結果的にシノハラ・サジェスチョン、
テラコッタ色、麻のニットを買った。
日焼けした後のこと、考えてこの色に。
SHIPS、奥のほう、良い物いっぱいね。

BEAMSで“120%lino”発見。
麻、リネン専門メーカーで
毎年、素敵な麻の服を出してくる。
けっこう、あるはずだが探さないと見つからない。
一昨年はSHIPSで見つけたし、去年は大丸で。

旅立ちの日を待つ。


4月11日 美容室へ。カラー。フフ。

ローリー君に巻き髪にしてもらう。
古臭い巻き髪と今風巻き髪について教えを受ける。
プロだ。
つーか男の子は好きだよねえ、巻き髪がさ、
という話だった。結局。
5351で赤の蛇プリント革パンツ(しかも裾パンタロン!)
買う男の言うことだから
アテにしていいものか、どうか。

途中からゼブラ、カットに来て隣りに座る。
仕上げてもらいながら、
ふたりして新しいカフェの記事読み耽り、
雑誌に出ていたMANGO SHOWER ROOMへ
フォーを食べに行く。直行。
視覚から来る欲求はすさまじい。

その後、南堀江に。
カフェ・小さいショップ乱立……噂通り。
アメリカン・ラグ・シーやなんとか44というお店では
よそのショップのスタッフを見かけたような。
果敢に移籍したかな?
そして、ついにA.P.C.に到達。
こんなところにあったのね。

おなかいっぱいになる一日。



4月 9日 高津神社の桜を少しのぞく。
ぼんぼり最終日に間に合った。満開。
木陰に野良猫も。

石垣から戻って以来ずっと頭痛で寝込んでいた。
冬の間は元気だけど春先に風邪にかかる。
去年の今ごろも肺炎で弱っていた。
原稿も落とした。
ポストペットになぐさめられていた。



 



シノッチャ旅日記 石垣島より

石垣は初めてなの。
日差しが夏。ソッコー、Tシャツ・裸足に。
気分よし。仕事の後なのでよけいに。
内地は桜もまだよ?
デイゴの花、満開。これがデイゴか!と感心。
島唄のあれね。
白保で一服、赤瓦のおうちを見ながら。
アオサがシーズン。かき揚にするとうまいよ。
海中で揺れてる様子も美しいよ。

島一周ドライブをする。
亜熱帯の森、珊瑚礁、マングローブ林と原生ヤシの森、
眺めて満足。

島では
犬は一人歩き。
お昼は八重山そば。
基本。

琉球銀行の裏にファイ・ミールというお菓子のお店が。
情報誌を見て「ほほう……」とチェック、
好みのしっとりチョコレート・ケーキ、満足。
パンは昔風。
紅茶、ポットで350円。
どこでもお茶だ。

タンカンとマンゴー、
ボトル詰マンゴー・ジュースを買って宿に帰る。
このジュース最高。

夜、コンビニで買ったエルティーン読む。
表紙の芹沢ゆきこさんの絵が良かったので。
石垣に来ても気になるのは漫画だ!
“横浜工業高校ラテン部”、買いだ!

ダイビング・サービス“ライオン・フィッシュ”で
PCを借り別館・WE部へ。
南の島でネット遊び、また良し。

丸八そば、休暇中。
まったん道?でソーキそば、ラフテー、豆腐ちゃんぷる。
毎日ソーキ食べてる……。
いつも同じもの、ね。


シノッチャ旅日記 西表島より

街のナチュラリストとしては、
やはり隣の西表島へ渡らねばなるまい。
やっぱ山猫だろ!
定期連絡船で35分。
マングローブやジャングルを心行くまで愛でたくて
仲間川遊覧船に乗ろうとするが干潮で3時間待ち……。
真昼間に3時間て!
自然を相手にすると、意外な落とし穴があるものよ。
船着場の干上がった河口に降りサンピン茶を飲む。
沖縄のジャスミン茶ね。あちこちで売ってるよ。
ともかく、どこでもお茶だ。船頭さんもヒマつぶし。

ふと、足元を見るとシオマネキがいっぱい出ていて
右手の大きいハサミを振り回している。
ネイチャー好きにはたまらない光景なり。満足。
旅のハイライトともいえるね!シオマネキ!
横幅3,4センチほどのがヒョコヒョコ。

ハイビスカスも花の直径が15センチ以上あるのよ。
芋の葉もデカイ。しのぶ、コロボックルに……。
巨大生物の島か!?西表島!?

食事しようにも
一軒しかない喫茶南国、閉まってるし。
船の時間がきたので去る。
散歩しかしなかったね、西表。


シノッチャ旅日記 クラブ・メッド川平(カビラ)より

クラブ・メッド系、好きじゃないの、あまり。
あの“GO”が苦手。
(GentleOrganizer、ホテルのスタッフ)
しかし、メッドでお茶でもしようと
とりあえず車を走らせると
敷地のエントランスがもう、すばらしいのよ!
車寄せから素敵なシーサーがお出迎え。
確かピースで有名な工房のシーサー。
赤瓦のコテージ、快適なラウンジ。
岬に建っているのでまわり全部青い海……。
チクショウ!いいやん!
ただしお茶はティー・バッグ。300円なり。

沖合いはマンタ・ポイントだって。
シーズンにはダイビング・サービスのボートが
20以上並ぶらしい。
すごい良いところやん!

けれど一生泊ることないね。
高いから。
ファミリー向けで落ち着かないから。
3世代で来ているケースの
じっつぁま・ばっつぁまと孫ガキがうるさいから。

リゾートはもう少し南下して
東南アジアがいいわね、好み。
マレーシアのマングローブ林が懐かしい。

関空に戻ったら、寒かった。
裏地のついたコート、着た。
桜はまだ、つぼみ。これからね、花見。
旅日記、おしまい。




4月 2日 時間をお金で買って石垣島へ。
具体的にいうと10万円だった。
高い……しかたない。
JTA、いきなりストやってるし。
国内線、久しぶり。2時間、1600キロ。



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